ああブログ

考えたことを書き残す場所

ネット歴自分語りするンゴ その0

いわゆる「隠れオタク」だった自分の回顧録的な。

長くなりそうなので何回かに分けて。

 

オタクといっても、アニメとかはどうも好きになれなかった。

なんとなくアニメの「間」が苦手で、アニメよりは

自分の間合いで進めたり止まったりできる漫画の方が好きだった。

だから、いわゆる深夜アニメできちんと最初から最後まで見たのは

涼宮ハルヒ」と「シュタインズゲート」ぐらいしかない。

最近だと「ポプテピピック」はちょこちょこかいつまんで視聴した。

けいおん」も、なんとなく話の途中で見るのをやめてしまった記憶がある。

 

ただし「ネット」という分野においては、

自分は間違いなくオタクだった。

今は死語と化した感はあるが、「ねらー」でもあった。

中学生の時に家にパソコンがやってきてからというものの、

いわゆる陰キャかつインドア派だった私はネットにのめりこんだ。

「回線切って首吊って氏ね」の時代から「半年ROMれ」、

「ggrks」に至るまで…ネット文化の変遷も、

それなりには体感してきたと思っている。

ちなみに今ggrksは死語らしいが

取って代わるぴったりした言葉は何になるんだろうか。

 

もっとも、中高生の頃は、「趣味はネット」だなんて

とてもじゃないが人には言えなかった。

元来、変にプライドが高くて

自分がどう見られてるかを気にする性格だったので

「ネットばっかりしてるオタク」と他人に思われることは

この上なく抵抗があり、また恥ずかしいことだった。

ついでに言えば「陰キャラ」だと思われることもかなり嫌だった。

たとえば高校の時、ハルヒのダンスを教室で踊るような

典型的といえるオタクのクラスメイトがいたのだが、

自分にはそいつと仲良くするという選択肢は皆無だった。

むしろ、「そういうグループ」だとは

死んでも思われたくはなかったので

なんとかそういう人たちから距離を取りたいとさえ思っていた。

 

大学に入ってからは、むしろ「俺陰キャだからw」と

予防線を張ってしまうことの素晴らしさを思い知ったので

その部分の抵抗感はかなり薄れてきたのだが、

周りの人間が「ンゴ」とか「ニキ」とか言い出した時に

元ネタはわかるけど、でも分かることを人にはばれたくない…

そんな感じで、どうももどかしい瞬間が何度もあった。

 

というわけで、今までの人生の鬱憤を晴らす…というわけではないが

今まで人に話せなかった自分のネットとの付き合い方や出来事を

せっかくなのでブログにしてみようと思う。

 

その① 厨房編 に続く。

 (1013文字)