草野マサムネの作詞
昨日草野マサムネ氏のラジオで作詞方法についての話が
あったので、ほぼそれについてのメモ。
火曜日の夜は、
草野マサムネのロック大陸漫遊記を聴くのが日課と化してきた。
radikoのKiss FM KOBEで21:00~。
選曲のほとんどは70年代とか80年代の全っ然知らない洋ロックなのだが
たまにあいみょんとかも流れてる。
そんなラジオでの話を以下抜粋。
一字一句メモしたわけではないのでだいたい。
自分にとって作詞というのは、
たとえば100のことばを使って説明するべき内容を
5つの言葉で説明しようとするもの。
だから当然、意味がよくわからないものになるけども
それでもいいかと思って今はやっている。
たまにネットの解釈を見てると
「それは意味が違うんだけどなあ」と言いたくなることもあるが、
歌詞の意味を限定させたくないし、おのおの
思い思いに解釈してほしいと思っているので
なるべく歌詞の意味については話さないようにしている。
「100のことばで~」というくだりが非常に興味深かった。
自分の勝手な推測だが、マサムネ氏はメロディー先行で
歌を作っていると思っている。
歌詞はあくまでメロディーに気持ち良く乗ることを大前提としつつ、
曲ごとのテーマや表現したいことも考慮して
ことばを選んでいく、そんな作業なのかなと。
それで実際に「聞いた時の気持ち良さ」と
「歌詞を深読みする楽しさ」を両立させているのだから凄い。
1曲だけでは意味不明としか思えない歌詞も
他の曲を聴いて、草野マサムネ特有の世界観をなんとなく掴めてくると
「こういうことなのかな?」と少しずつ理解が進むようなところもある。
このブログではそのあたりも言語化したいと思っているのだが
実際に文章を書いてみるとなかなかどうして
骨の折れる作業だと分かってきた。
1曲、1アルバムについて本気で書くより
こういった記事の方がよっぽど楽だ。
この手のブログでとりあえず更新はしつつ
未完成の下書きがどんどん増えていくというのが現状なのだが
まあぼちぼちやっていこうかと。
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